

poetic video 詩的動画 撮影・編集 imuipapiko
限りなく「自己満足」というものに近い話ではあるが、僕は”風の道”という曲に関して、楽曲が仕上がった時点で、何か映像でも残せるものを作れたらいいなと思い始めていた。楽曲を宣伝するための、いわゆるP.V(PromotionVideo)ではなく、楽曲から派生したような映像、どこか詩的な趣のある映像にこの曲が流れているというような。
自分の中のキーワードとしてそれをP.V(PoeticVideo)を位置付けて妄想してみた。多少時間はあった。なにしろ宣伝をする目的ではないので、リリースとのタイミングを図る必要はないし、撮影するなら雪が全て溶けてしまってからの方がいい。
音源を制作するのが、真柴道ゐの存在があったからこそだったのと同じように、この映像はimuipapikoがいたからこそ制作することができたと言える。
僕が望んだのは風景のコラージュで、映像を観ながら観ている人それぞれのイメージを想起させるような映像というようなものだった。
漠然としていて非常に感覚的な要望だった訳だが、これをすんなりと大きな誤解なく理解して、むしろ積極的に取り組んでくれるのは彼女だろうと思ったし、思っていた通り彼女はこちらの説明していることを理解し、咀嚼し、自身のアイディアを付け加えて完成させてくれた。
いわば、この映像は僕とimuipapikoのコラボレーションである。決して「発注〜受注」の関係の中だけで生まれたものではない。
ざっくりとした説明を聞いた上で、僕が撮影した画像や動画を渡し、そこから彼女が付け加えたい撮影を行なって編集。そこから刺激を受けた僕が要求を出して、それを受けて彼女が手を加えるという作業はとても面白かった。
彼女がいかにこちらの望むものをきちんと捉えてくれてかは、映像はもちろんのこと、彼女のメッセージの中に、僕があえて伝えなかった「祈り」というワードが記されていることにも表れている。
〜 imuipapikoのメッセージ 〜
